『七草』の由来


菜の草

『菜の草のようにあるがままに』

その昔、食べられる草のことを菜と呼びました。
品種改良が進み、そのことを忘れてしまいがちですが、
野菜とは元々、野の食べられる草なのです。
それを今に伝える名残として、春先などの七草粥の習慣があります。

文明が発達し、我々人類も、あたかも自然とは別個の生き物のように感じがちですが、
実は自然現象の一部に過ぎません。

自然の中で生かされ、動かされ、翻弄され。右往左往しているのは人間の「心」であって、
生き物としての人類は、今も生まれたその時のまま、何も変わらないのです。

起きることをありのままに受け止め
与えられた役割を、迷うこと無く全うしたい。

「ななくさ」の屋号には、そんな想いが込められています。


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